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今回ご紹介するのは高島商店でも人気の「FURBLES」。アメリカの老舗デパートチェーン「カーソンズ(CARSON’S)」の80sキャラクター。カーソンズについて調べたところ通販のアマゾンに追いやられて、現在は不況で店舗数が減ってきているとのこと。やはり現在の日本と同様に消費者の買い物の仕方が変化しているのでしょう。アナログのオールドタイプの僕だってインターネットで物を買う時代なので。先日BSの番組で梶原善さんの「ビルぶら」って番組を見ていたら、大阪の船場センタービルの生地屋さんのことを取材していたのだけど、店頭での小売りと卸だけでは経営が難しくなってきていたところ、息子さんが入社して生地のネット通販をはじめて経営が大復活したとのこと。やはり時代に合わせて変化しないといけないってことですよね。ネットで繋がる時代について再認識しました。栄枯盛衰ってやつです。で、「ぬいぐるみ」について話を戻すのだけど、80sアメリカでは男の子向けのトイ、例えばGIジョーとかは充実していだんだけど「ぬいぐるみ」がなかった。それで男の子向けの、ぬいぐるみとして「マイペットモンスター」を発売したところ人気が大爆発。女の子がテディベアを買うのと同じ感じ。現在はアメリカの80sリバイバルブームに乗ってか「マイペットモンスター」が最熱しているもよう。ネットフリックスのドラマ「ストレンジャーシングス」の影響もあるのかな?80sってポップでカラフルでいんじゃない??って感じですかね。日本でも古着屋さん・アメトイ屋さんを中心に「マイペットモンスター」をセレクトしています。ここ数年で人気爆上がりでお値段は可愛くない状況ですけど…。80sってポップカルチャーに花が咲いた時代でとても刺激的です。僕の大好きなアンディウォーホルだっているしね。「カーソンズ」はそんな80sの波に乗っかって「FURBLES」を世に送り出したんでしょうね。だって造りが「マイペットモンスター」や「セサミストリートのマペット」によく似ていますもん。2つの良いところ取りって感じのハイブリッドモンスターです。僕は日ごろ広告のデザインなどを行っているのだけど、時間を見つけては「ぬいぐるみ」が発売された当時の時代背景だったり、経緯系譜を調べたりするのだけど、そこにはストーリーがあって、ただのカワイイぬいぐるみっていうのもあるけど、歴史的価値というか。ヴィンテージのぬいぐるみには、そんなロマンが詰まっていると思っています。ぜひこの最高なモンスターに手をぶっこんで口をパクパクさせたり、モケモケをサワサワして愛でてください。
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